20代で歯がボロボロになっている人は、10代から歯が悪く、歯科医院に行ったものの「怖い」「通院が面倒くさい」「痛くない」「食事はできている」と、通院を中断したパターンが多いです。
歯科医院に行くきっかけがなく放置してしまうと、将来的に健康や生活の質だけでなく社会的にも影響を受ける恐れがあります。
本記事では、20代で歯が悪くなる原因から、放置するリスク、治療法までを詳しく解説します。まずは現状を知り、一歩踏み出すきっかけにしてください。
ボロボロの歯の治療を検討中の方は、神戸市板宿駅の「のぶ歯科・歯ならび歯科」にご相談ください>
20代で歯がボロボロになる原因
20代という若さで歯がボロボロの状態になってしまうのには、いくつかの明確な理由があります。
単なる「不摂生」だけではなく、生活習慣や体質、過去のトラウマが複雑に絡み合っていることが多いです。
歯磨きをしていない
最も直接的な原因は、毎日の口腔ケアの不足です。
20代は進学や就職、一人暮らしの開始など、生活環境が劇的に変化する時期です。忙しさから「夜、歯を磨かずに寝てしまう」ことが習慣化すると、口腔内細菌が爆発的に増殖します。
特に、寝ている間は唾液の分泌量が減るため、自浄作用が働きません。磨き残したプラーク(歯垢)の中で細菌が酸を作り出し、歯の表面のエナメル質を溶かし続けます。
これを放置することで、複数の歯が同時に虫歯になり、気づいたときには手遅れに近い状態まで進行してしまうのです。
常に甘いものを飲食している
食事の内容や「食べ方」も大きな要因です。
砂糖を多く含むお菓子やジュースを頻繁に摂取していると、お口の中が常に「酸性」の状態になります。
通常、唾液の働きによって数十分かけて中性に戻りますが、だらだらと間食を続けたり、甘い飲み物をちびちび飲み続けたりすると、再石灰化(歯を修復する機能)が追いつきません。
特に20代はエナジードリンクやスポーツ飲料を好む方も多いですが、これらは酸性度が高く、砂糖も大量に含まれているため、知らず知らずのうちに歯をボロボロにするリスクを高めます。
歯並びが悪い
意外に見落とされがちなのが、歯並びの影響です。
歯が重なり合っていたり、ガタガタだったりすると、どんなに丁寧に歯磨きをしても、歯ブラシの毛先が届かない死角が生まれます。
その部分にプラークが蓄積し、特定の場所から虫歯や歯周病が悪化していきます。
また、噛み合わせが悪いと特定の歯に過剰な負担がかかり、歯が欠けたり、ヒビが入ったりしやすくなります。そこから細菌が侵入し、内部からボロボロになるケースも珍しくありません。
マウスピース矯正を検討中の方は、こちらの記事もご覧ください>
外傷によって歯が破損・脱臼・脱落した
スポーツ中の事故、転倒、交通事故などの物理的な衝撃も原因の一つです。
20代は活動的な時期であるため、予期せぬ事故で前歯を強く打ってしまうことがあります。
衝撃で歯が欠けたり(破損)、グラグラになったり(脱臼)、完全に抜けてしまったり(脱落)した場合、すぐに適切な処置を受ければ残せる可能性があります。
しかし、「痛みがないから」「面倒だから」と放置すると、神経が死んで変色したり、根っこの先に膿が溜まったりして、最終的に抜歯せざるを得ない状態まで進行してしまいます。
10代に受けた治療が再治療のタイミングに来ている
10代は成長期なので、20代の口腔内環境は10代から変わっています。
ですので10代に受けた歯科治療が、20代の口腔内と合わなくなっていて、気がつかない間に歯が悪くなっているケースもあります。
20代で歯がボロボロだと将来どうなる?
「今はまだ若いから大丈夫」と放置するのは非常に危険です。20代で歯の健康を損なうことは、その後の50年、60年にわたる人生に暗い影を落とします。
ここでは、放置することによる具体的なリスクを解説します。
対人関係に支障がでる
第一印象は大切です。笑った時に前歯が黒かったり歯が抜けていると、見る人に良い印象を持ってもらえません。
また、悪いのは奥歯だから大丈夫と考える人もいます。確かに奥歯は見えませんが、口臭の発生源になります。
現代社会では見た目や匂いはエチケットとして扱われるので、歯が悪いと対人関係に少なからず影響が出るかもしれません。
虫歯や歯周病がさらに進行する
お口の中の細菌は、自然に消えることはありません。
小さな虫歯を放置すれば、やがて神経まで達し、激しい痛みを引き起こします。さらに進むと神経が死んで痛みは一時的に治まりますが、細菌は歯の根っこを突き抜け、顎の骨を溶かし始めます。
また、20代でも歯周病にかかることがあります。「若年性歯周病(侵襲性歯周病)」と呼ばれ、原因の全ては解明されていませんが、進行が非常に早く、あっという間に健康な歯が抜け落ちてしまう恐れがあります。
噛み合わせが悪化する
歯がボロボロになって欠けたり、抜けたままにしたりすると、隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合うはずの反対側の歯が伸びてきたりします。
これによりお口全体の噛み合わせのバランスが崩れ、特定の歯に負担が集中して、さらに他の歯もダメになるという負の連鎖が始まります。
噛み合わせの崩れは、顎関節症や肩こり、頭痛といった全身の不調を招く原因にもなります。
滑舌が悪くなる
特に前歯がボロボロになったり、隙間ができたりすると、空気が漏れて発音が不明瞭になります。「サ行」や「タ行」などがうまく発音できず、コミュニケーションに支障をきたすようになります。
20代は就職活動や仕事、恋愛など、人との交流が活発な時期です。
滑舌の悪さや見た目のコンプレックスから、自分に自信が持てなくなり、精神的なストレスを感じる方も少なくありません。
健康に悪影響を及ぼす
最新の研究では、お口の健康状態と全身疾患には強い相関があることが分かっています。
歯周病菌が血管を通って全身を巡ると、糖尿病の悪化や心疾患、さらには将来的な認知症のリスクまで高めることが指摘されています。
また、しっかり噛めないことで、消化不良を起こしやすくなったり、柔らかいものばかり選んで食べることで栄養バランスが偏ったりと、健康を維持するための基盤が崩れてしまいます。
20代で歯がボロボロな状態を治療する方法
現代の歯科医療では、たとえ歯がボロボロであっても、見た目と機能を回復させるための優れた治療法が確立されています。
患者さんの希望や予算、ライフスタイルに合わせて最適な方法を選択しましょう。
インプラント
失った歯の根っこがあった場所に、チタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。
- メリット:
自分の歯と同じような感覚でしっかり噛めるようになります。隣の健康な歯を削る必要がありません。
- デメリット:
外科手術が必要です。自由診療(保険外)のため費用が高額になります。
- 費用・期間:
1本あたり30〜50万円程度。治療期間は3〜6ヶ月ほどかかります。
ブリッジ
抜けた歯の両隣にある歯を削って、橋を架けるように一体型の被せ物を装着する方法です。
- メリット:
固定式なので違和感が少なく、短期間で治療が終わります。保険適用が可能な場合が多いです。
- デメリット:
両隣の健康な歯を大きく削る必要があります。支えとなる歯に大きな負担がかかり、将来的にその歯を失うリスクがあります。
- 費用・期間:
保険診療なら数千円〜2万円程度(3本1組)。期間は2週間〜1ヶ月程度。
入れ歯
取り外し式の人工歯を装着する方法です。
- メリット:
治療が比較的簡単で、多くの歯を失っている場合でも対応可能です。保険診療であれば安価に作製できます。
- デメリット:
噛む力が天然の歯の20〜30%程度に低下します。違和感があったり、外れたり、見た目が気になる場合があります(※自費診療であれば、金属のバネがない目立たないタイプもあります)。
- 費用・期間:
保険診療なら数千円〜1万円程度。期間は1ヶ月程度。
20代で歯がボロボロな状態を悪化させないためには
治療を終えた後、あるいは治療を始めるにあたって、これ以上状態を悪化させないための「予防」が極めて重要です。
まずは、正しい歯磨きの方法を歯科医師や歯科衛生士から学び、毎日実践すること。そして、糖分の多い食事や間食の習慣を見直しましょう。
何より大切なのは、歯科クリニックでの定期的なメインテナンスです。プロによるクリーニングで、自分では落とせない細菌の塊(バイオフィルム)を除去し、トラブルが小さいうちに発見・対処することが大切です。
20代で歯がボロボロになっている方は、神戸市須磨区ののぶ歯科・歯ならび歯科にご相談ください
歯科医院に行くのが億劫であることは理解しています。
当院は「もっと早く来ればよかった」と後悔するのではなく、「今来てよかった」と思っていただけるよう、患者さん一人ひとりの不安に寄り添った診療を行っております。
費用や時間、見た目の審美性など、どんな些細な悩みもぜひお聞かせください。
また、当院では参加無料の「矯正相談会」も実施しております。歯並びが原因でボロボロになりつつある方、将来を見据えてお口を整えたい方は、ぜひお気軽にご予約ください。
ボロボロの歯でお悩みの方は、神戸市板宿駅の「のぶ歯科・歯ならび歯科」にご相談ください>